宿場探訪サイクリング

主に東日本の街道沿いの宿場を探訪し、浮世絵に描かれた地点探しもしています。ロードバイクでトロトロとうろついて写真を撮っています。

東海道第二弾3日目(1)吉原宿~原宿

 新富士駅から県道396号まで意外に距離があります。富士駅前なら楽なのに、ホテルの関係で新富士になってしまいました。
天気はいいのですが正面の富士山が霞んでよく写りません。


 真北に進んだので、吉原宿からかなり東の地点で県道に出てしまいました。しかし、そのまま三島に向かうことにしました。


 吉原宿はもともと吉原駅付近にあった(元)吉原宿が1639年の津波によって内陸部に移動して(中)吉原宿ができ、1680年の津波で破壊されてさらに山側に移動して(新)吉原宿ができました。度重なる水害で宿場町は北へ二度移動したので旧東海道はグニャッとよじれています。その結果、京師に向かう街道は一時的に北北東に進むことになり、街道の右に見えるはずの富士山が左に見える区間ができた訳です。

 振り返って撮った写真では中央に見える富士山が霞んではっきりしませんが、確かに街道の左手に見えたのには感激しました。


 ここからは一気に原宿へ。探し物は一里塚だけです。松並木(千本松)がすばらしいものの、信号の無い直線道路で嫌な予感がしました。

 旧東海道に入り損ねました。松並木の向こうは堤防でサイクリングロードになっているようです。店は無い。人もいない。通る車にだけしか人の姿を見ることがありません。
やっと見つけた大きなガソリンスタンドも従業員一人で、次々に入ってくる車の対応で大忙しです。セルフスタンドではないので走り回っています。仕事の邪魔をしないように待つこと10分。運よくそばに見える信号を左折すれば原駅に行けると教えてもらいました。駅からしばらく進むと史跡がまとまってあります。
問屋場跡


脇本陣跡   


高札場跡


 ここでしばらく休憩を取りました。
    (20190407走行)

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