宿場探訪サイクリング

主に東日本の街道沿いの宿場を探訪し、浮世絵に描かれた地点探しもしています。ロードバイクでトロトロとうろついて写真を撮っています。

杖突街道下見 ?            20170722

 夏休み最初の土曜日で大渋滞が予想される中、車で信州へ行くことになった。茅野駅から予定外の杖突街道に入った。いずれ挑戦したい杖突街道サイクリングの下見をしたくなったからだ。茅野駅の案内地図を見ると枝突街道とみっともない表示になっているが、入り方は分かった。急な予定で資料は何もないが、大門街道の続きの152号線だった。最初の10kmはかなりきつい上り坂で、20km下ると高遠城址・高遠温泉だった。
 

 途中の杖突峠近くの峠の茶屋の展望台から茅野市と諏訪市が望めて、遠くには諏訪湖・白樺湖方面・八ヶ岳が望める。天気が良くて最高の見晴らしだ。茅野駅で32℃、峠でも30℃だがカラッとしている。いよいよ伊那市に入った。南信州の夏は結構気温が上がる。多治見で日本最高気温を記録している。ここから見る夜景はさぞかし見事なものだろう。日本の夜景トップ10に入れてもいいくらいかもしれない。オーバーかな?
夜景百選は間違いなし。

   諏訪湖  諏訪市         白樺湖方面   茅野市     八ヶ岳


 高遠温泉で引き返したが、ここまでくると、この先の権兵衛街道を走って薮原へ出て、今春お世話になった民宿へ挨拶に行きたくなった。
さらに薮原から洗馬の浮世絵地点探しと、昼間の奈良井宿を散策して茅野駅に戻ろうかなとも思った。別の機会に実行することにして高遠に戻って城下町を散策した。写真は酒蔵。

  “ご城下通り”はコンパクトだがいい趣がある。周辺の石垣・太鼓櫓が城址公園へ誘う。  

 メインゲート前の広い駐車場に車を止めて中に入った。桜鑑賞期間以外は無料である。


 本丸はないがそれほど広くない公園に1500本の桜があり、満開時はさぞかし桜ドームのようになるのだろうと想像させる。
 文人が東の仙丈ケ岳を眺めて詠んだ句や西の駒ケ岳の残雪を眺めて詠んだ句の碑がある。見晴らしのとても良いところに高遠の城があったのだ。


 奥の美術館で絵葉書を4枚買った。
15時頃には寒気が入ってきて急に雷雨となった。明日以降に考えていた高遠へ行っておいて良かった。


 自転車で茅野駅からここまで来たら、この先秋葉街道を進むか、三州・遠州街道を進んで浜松まで行きたいものだ。宿泊地を調べないといけない。

 伊那市は魅力あるなあ。
 問屋道も見てみたい。

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