東海道第二弾1日目(2)日坂宿~金谷宿?~ホテル?
R1をくぐって
一気に上るとR1を見下ろすほどになります。
この急な下り坂を制御できずに自動車が茶畑に突っ込んで崖下に転落したという事故が最近あったと散水作業をしていた農家の方が話してくれました。とにかく急坂なのですが、これが峠越えの第一歩でした。
沓掛案内板で急坂を左折しないと迷路に入り込みます。
足がつってしまい、歩きの始まりです。毎回初日だけは足がつるので、休憩を取りながら先に進みます。
両側は茶畑で、放射冷却防止扇風機の付いた高い柱が何本も立っています。
佐夜の一里塚まで来ると上り坂は終わります。
一里塚の石碑は奥で埋もれかけています。
茶屋・浮世絵美術館はこの向こうです。
“ 東海道の茶どころ 小夜の中山 そろそろお茶でいっぷくしませんか ”
管理人さんに会えたので、ここでお茶をいただきながらの休憩です。ゆっくり浮世絵の話を聞こうと計画していましたが、先を急がないと藤枝でのWs氏夫妻との待ち合わせに間に合いません。上り坂でだいぶ時間がかかってしまいました。美術館は平日休館だったので、飴を買って再スタートです。
もうすぐ下り坂と聞いていたので心が弾んでいたのですが、どんどん斜度がきつくなり、スキーのジャンプ台が200m以上続いているような感じで、予想をはるかに超えていました。斜度の緩やかになったところでやっと停めることができ、写真を撮りました。
これでもかなり緩やかな傾斜です。振り返ってみるとまさにジャンプ台の助走路です。ゲレンデなら斜度35度以上の上級者コースです。自転車のプロの特訓場所には最適な上り坂でしょう。
江戸時代はこの道しかなかったのですから大変です。籠屋の脚力は想像もできません。
ほっとして着いた所が工事中で迂回をして県道に出ましたが、金谷宿に続く山道を見逃したためにとんでもないことになりました。やっと見つけた店で聞いたら菊川駅まで車で12分で駅だねと言うが、60km/h以上で走るだろうから・・・。えっ。
満開の桜に後押しされて駅に向かいました。
掛川駅の隣駅に戻ってしまったわけです。
ここで輪行袋に入れてJR移動になったのは残念ですが藤枝の待ち合わせには間に合うことができました。足はガタガタです。
Ws氏夫妻と三人で瀬戸川の夜桜トンネル・ライトアップの桜を見物して、駅前で夕食を共にして、楽しく過ごすことができました。ご両名には感謝しています。
この夜、寝返りするたびに足がつって困りました。
まともに眠れませんでした。