宿場探訪サイクリング

主に東日本の街道沿いの宿場を探訪し、浮世絵に描かれた地点探しもしています。ロードバイクでトロトロとうろついて写真を撮っています。

日光街道(2日目) 宇都宮宿⇒小山宿 2016.4.9

昨日は足の不具合で時間ロスが多く、宇都宮に向かうだけの走りになってしまった。今日は足を気遣ってのんびり進むことにした。何が何でもの史跡探しは諦めて、見つけたものや気になったものだけを写真を撮ることにした。サイクリング+αでいい。
人の歩行は4km/h、自転車はのんびりで10km/hだけど、史跡探しを含めて平均5km/hで進めば30kmを6時間で行ける。昼食1時間を含めても8時に出発すれば15時には到着する計算だ。それでも17時くらいになると読んでいる。この区間は何かパッとしない。
 裁判所までに多くの史跡があるはずだがはっきりと確認できるものはほとんどない。裁判所を左に曲がり、材木通り・不動通りを南下して4号線(東京街道)と合流する。交差点に不動堂がある。広い歩道と空地があってゆっくり休憩。東北本線と平行に走るが晴れ渡っていると筑波山が見えるらしい。雀宮宿仮駅入口の交差点に整備中のものがあり、足場が組まれている。なかなか進んでいないような気がする。本陣は碑しかない。
  雀宮宿仮本陣
     雀宮宿仮本陣


 その先の雀宮一里塚は道路拡幅工事で失われたようだ。偶然に声をかけてきた人がその土地の所有者だったのだから間違いない。急速に発展した宇都宮市は歴史保存には力を入れる時間がなかったようだ。いつの間にか99kmポストを通過していた。下古山一里塚も痕跡すらない。石橋宿は脇本陣らしき建物を見たが、全体にぱっとしない。
下石橋で食べたはまぐりラーメンがおいしかった。下石橋の一里塚はそこに向かう道がない。小金井宿も新田宿も良くわからないまま通過した。
小金井宿本陣   新田宿本陣か
    小金井宿本陣             新田宿本陣


 喜沢一里塚は林の中で趣があった。
  喜沢一里塚
    喜沢一里塚


 このまま小山駅西口に到着した。東口への行き方を交番で尋ねたら丁寧に教えてくれた。エレベーターの場所と工事時中の場合の踏切利用まで。小山駅西側は賑わいを感じるが東側はひっそりとしている。後発開発の利を活かして、今は桜の木に囲まれた広い駐車場しかないが、ゆったりしていてこれからの町づくりだ。綺麗な町で応援したい。
小山宿家並み  
     小山宿家並 


16時にビジネスホテルに到着した。パッとしない30kmだったが小山で宿泊予約をしておいて良かった。

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