宿場探訪サイクリング

主に東日本の街道沿いの宿場を探訪し、浮世絵に描かれた地点探しもしています。ロードバイクでトロトロとうろついて写真を撮っています。

日光街道 歩道タイルとマンホール

【 1日目 日光市マンホール 】
中央のマークは旧日光市の市章で日光と読める。
1893年に採用された市章である。“日光”の漢字が図案化されている。

      

  旧日光市の市章        合併後の現日光市の市章

当時の宮内省の御養育主任の作品であり、古臭くもあり、趣もある。
その後の今市市、足尾町、藤原町、栗山村との合併(2006年)によって現在の日光市となり、市章も変わった。市の花「ニッコウキスゲ」をイメージして5市町村をオレンジ色の花びらに見立てている。
下のゴシック体の日光市の書体は明朝体もあるとか。
◎とーは下水管を表しているのだろうか。


【 4日目 北千住宿歩道タイル 】
     
  飛脚が走り、参勤交代のために宿場町として栄えたことをタイル絵で表現している。

これも宿場町保存の一環でおもしろい。


【 4日目 堀留1丁目歩道タイル 】
 
江戸時代以降、東堀留川、西堀留川など、運河の水運を利用して、諸国物産を扱う船荷問屋が多く集まり、富くじで知られる椙森神社の門前町として賑わっていた町で、
公儀の許可を得た椙森神社が富くじを発売して、何%かの取り分で神仏の霊を迎えての祈願を行う活動に充てていたという。

 これも町の歴史を伝える楽しい歩道だ。道を間違えたから出会えた。


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 ふっと下を見ると、その場所その場所に意外におもしろい物も見つかる。車だと見ることのできないものを、自転車だとサプライズの発見が多い。歩けばもっと多いだろうが、資料にしたがってそこそこ速い移動も必要な時は自転車がちょうどいい。藪中や崖は走ることも押し歩くこともできないが。

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